~葡萄と田舎時間~ 西田葡萄園のブログ budouinaka.exblog.jp

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芽傷処理


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葡萄の樹形は、真上から見ると英文字のH型をしています。
H幹H、真ん中に幹があり、量側にHになるよう
枝を這わせて作った樹形をダブルH型と言います。

Hになった枝を亜主枝(大本の枝)と言い
葡萄園はHが縦に連なって出来ています。
Hの縦線から実の付く枝(結果枝)が出ます。
一直線に雨除けメッシュがある所がそうで
ぶどう農家にとっては、とても大事で肝心な枝になります。

上の画像がその枝
これは昨年伸ばしたブラックビート。節になった所に芽があります。
この芽が出て実の付く枝(結果枝)となるのです。
が、このままでは全部の芽が出てくれないのですよ。

芽が出ないと言う事は、実の付く枝が減る=減収
ぶどう農家にとっては死活問題なのです。ちょっと大げさ(笑)
いや、ホントそうかも~



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そこで今日は肝心な枝(亜主枝)に、芽傷処理を施しました。
先端の方の芽は、ほっておいても必ず出るのですが
後方の芽は出にくくなります。(頂芽優勢と言う)

なので、全部の芽が出て欲しいので
後方の各芽全部に芽傷を入れてやります。
入れる箇所は芽から5mmほど前

こうすると、後方の芽は 私が先端の芽なんだ!芽出さなきゃ! 
と、騙されて芽が出るという訳なのです。
でもこれが騙されない芽もあるんですよね。
騙せなかった芽は当然出ず、そんな個所の枝は芽飛びしています。減収だぁ~

ブラックビートの芽傷を入れていた園主が言いました。
「こいつら~実もならさんと、ただ飯食いじゃ~」
その通りですなブラックビート(笑)

by budouinaka | 2018-03-07 18:31 | ★葡萄園の今 2018