~葡萄と田舎時間~ 西田葡萄園のブログ budouinaka.exblog.jp

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カテゴリ:★ぶどうの栽培品種( 5 )


シャルドネ


1本だけワイン用の葡萄を栽培しています。
これには訳がありまして・・・
ピオーネの苗木20本を発注しました。葉がピオーネにすると小さいので
これはどうもピオーネではないことに育成中に気づいたのですが
そのまま育てて見てのお楽しみ♪ぐらいの感覚で育成していました。



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すると・・・
私よ、私に気づいて 私は女王様なの・・・と、言いたげに
2年目の時に、枝にちょっこと実を付けていました。
これで明らかにピオーネではなく、青ブドウと言う事が分かりました。



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そして3年目、軸が赤くて短い花穂 
品種が分からないので房をどう作ったものか・・・

青ブドウなのでシャインと同じ方法で房作りをしました。
そして、粒間引きの時が来ましたが、主力のピオーネとシャインを先に行い
品種の分からない青ブドウは後回しになってしまいました。



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主力の粒間引きが終わり、 さぁ、青ブドウの粒を間引に行って見ると
粒が詰まり過ぎて、ハサミが入らないほどになっていました。><
それで、出来た葡萄がこれです。
あ~ぁ、どうしょうもなく不細工

上記の画像を添付して問い合わせたところ
シャルドネじゃないかと言う結果に
この青ブドウはシャルドネ女王様だったのです。

生食ぶどう農家としては、経営面から言うと痛手なのですが
苗木の購入先にはきちんとした対応をして頂きましたので
納得している次第です。

これが、食べて見て美味しさにビックリ
小粒ですがハッキリとした味で美味しかったのです。
ハッキリした味というのは
甘みと酸味が五分五分と言ったところでしょうか
飽きが来なくて濃厚で美味しいんですよね。
全くワインの事は分からないのですが、このシャルドネと言う葡萄が
ワインになると、どれほどの味になるのか飲んでみたいと思いました。

シャルドネと判明した翌日に偶然にも
研修会でワイナリーに行く機会があったので
そちらで白ワインのシャルドネを試飲しました。
普段ワインを飲まない私が言うのも何ですが
とっても美味しかったのです。なるほどと頷けました。



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切られることを恐れたのか、大きくなった現在のシャルドネ 
樹形はいの一番にWH完成。園内で一番肥えて
幹がぱっつんぱっつん、窮屈なのか一皮自己脱皮しています。笑

私が、生食でシャルドネを食べ、ワインの味を知りたいと思ったように
白ワインシャルドネ愛好家の皆さんの中には
生食でシャルドネの味を知りたい。食べて見たいと思う方が
もしかすると、おられるかも知れないと想像しています。
出来たらシャルドネを切らずに、残す方向で考えたいと思っています。



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ピオーネ&シャルドネのレアチーズケーキ

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

by budouinaka | 2018-02-15 21:32 | ★ぶどうの栽培品種 | Comments(0)

赤ぶどう ゴルビー


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レッドクィーン(母)に伊豆錦(父)を交配
ワインレッド色がキレイな赤ぶどうです。
ロシアのゴルバチョフ大統領の愛称と同じでゴルビーと言います。

ジューシーで粒が大きく、カタログにはゴルフボールぐらいの
大きさになるとあります。上品な甘さと高貴な香り☆彡
気品のある美味しい葡萄です。

ところがですね。昨年はゴルビーも出荷を見合わせました。
糖度は20度とのっていましたが、色付きが悪かったです。
それに、ジベ焼けと言って、種なし処理の薬剤が日差しにあたって
葡萄にシミが出来てしまいました。赤ぶどうのジベ焼けは致命的です。

本来なら貴婦人のように美しい赤ぶどうのゴルビー
不細工に作ってしまいました。ゴルビーよゴメンナサイ

今年は改善に取り組みたいと思います。
園主と共に対策は練ってあります。

by budouinaka | 2018-02-12 21:27 | ★ぶどうの栽培品種 | Comments(0)

シャインマスカット


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ブドウ安芸津21号
(スチューベン・母×マスカットオブアレキサンドリア・父)母に
白南(カッタクルガン・母×甲斐路・父)父を交配
欧米種とヨーロッパ種の良いとこ取りをした葡萄です。

皮ごと食べる事が出来ます。皮がパリッとはじける食感がよく
はじけると同時に、甘い果汁とマスカット香が広がります。

シャインマスカットは市場でも大人気♪
皮を剥がなくてもよい手軽さもあって、スナック菓子のように
食べ出すと止まらなくなるほどの美味しい葡萄です。

シャインマスカットは若木の特性で
樹勢(樹の勢い)が強いため、果実の粒は小さ目に生ります。
若木でも粒を大きく出す方法はあるのですが、それを行いませんでした。
粒を大きくすると見栄えは良くても、味がのらない可能性があるからです。



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後は、日焼けを起こしやすく、日焼けすると粒が梅干しの様になります。
それを防ぐ為に色付きの袋を掛けて遮光するのですが
白、緑、青、茶色とあり、右に行くほど遮光度が高くなります。

白は黄色ぽく、緑は黄緑、青、茶は濃いウグイス色と
掛ける袋の色で、葡萄の色味も変わってきます。



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昨年は緑色の袋を掛けたので、黄緑色に仕上がりました。
粒が小さいので表面がそろってないのが、うちの葡萄の特徴
直売所で他の葡萄とならんでも、うちの葡萄ってすぐ分かるほどです。

自然に粒が大きくなるには5年ほどかかるそうです。
今年は4年目、まだ粒は小さいと思いますが
これはこれで自然な形がキレイで気に入ってます。味も濃厚でした。

因みに、シャインマスカットでも酵母を採取してパンを焼きました。
マスカット香は、リーンなパンには合いませんでした。
メロンパンとか菓子パンになら合いそうです。

by budouinaka | 2018-02-10 21:17 | ★ぶどうの栽培品種 | Comments(0)

ブラックビート


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栽培品種のご紹介、二番目はブラックビートです。
藤稔(母)に、先日ご紹介した最高傑作ピオーネ(父)を交配
カッコいい名前の通りの漆黒色をした葡萄です。

粒が大きく果肉にハリがあり、果汁も多く
皮離れが良く、剥ぐとキレイなグレープ色の果肉が現れます。
甘さと酸味のバランスがよく、食べ応えのある葡萄です。

ブラックビートは、園主が気に入って植えた葡萄なのですが
昨年は良い花芽が付かず、何故か花芽が全く付かない樹もあったりで
数えるほどの房しか出来ませんでした。
出来た葡萄も酸味が勝ってやや渋みがある味でした。
そんな訳で昨年は、出荷には至らない残念な結果に終わりました。



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ところが・・・これもブラックビートなのですが・・・
ひねくれたブラックビート
他の葡萄の出荷に手を取られてる間に
遅々の2番花、3番花でこっそりと
たくさんの実を生らせていたのでした。

せっかくなのでブラックビートでも酵母を採取して
パンを焼いたのですがこれも香り良くて美味しかったです。
色が濃い葡萄なので、ワインやジュースにすると
奇麗な葡萄色が出そうな気がします。

剥いだ皮は染料にもなりそう・・・
時間があれば実験してみようと思います。
その前に、今年は出荷出来るように頑張らなくては・・・


ブラックビートに関しての過去記事です。





by budouinaka | 2018-02-08 08:08 | ★ぶどうの栽培品種 | Comments(0)

ピオーネ


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今のところ葡萄はまだ休眠中で、園内は変わり映えなしです。
なので今日から4回に渡って
当園で栽培している4品種を紹介したいと思います。

岡山でも根強い人気のピオーネ 
巨峰(母)とカノンホールマスカット(父)交配し
両者のよいとこ取りをして生まれた葡萄

香りがよく大粒で果汁が多く
甘みと酸味が織り成す濃厚な味わいが楽しめます。
因みにピオーネとは、イタリア語で開拓者という意味だそうです。

個人的にはピオーネが好みです。
干し葡萄にすると凝縮されてさらに濃厚
ピオーネ酵母で焼いたパンは香りが良く
とっても美味しかったです。

画像は昨年初めて出来たピオーネ
幼果の時に粒を間引くのですが
手前のなんかは粒の間引きがあまい・・・
粒がぎっしり詰まり過ぎです。

粒が詰まってる方が、お得感あるなぁと思うのですが・・・
はい。自分を基準にしてはいけません。
今年は粒間引きが上達するように頑張ります。(^_^)/

by budouinaka | 2018-02-06 08:08 | ★ぶどうの栽培品種 | Comments(0)